「年金って、そもそもどうなってるの?」
そんな疑問を持つ人は多いです。実際に制度は複雑に見えますが、基本の仕組みはシンプルなんです。この記事では「とりあえず全体像だけわかればOK!」という人向けに、やさしくまとめます。
年金は“3階建ての家”みたいなもの
日本の年金制度は「3階建ての家」に例えられます。
- 1階:国民年金
20歳〜60歳まで、すべての人が加入。
→ 土台になる部分です。 - 2階:厚生年金
会社員や公務員が入る。
→ 国民年金にプラスして上乗せ。 - 3階:企業年金やiDeCoなど
会社が準備してくれたり、自分で積み立てたりするもの。
国民年金のポイント
- 誰でも必ず入る
- 保険料は一律(2025年度:月16,980円)
- 40年しっかり納めると、65歳から満額で年間約80万円(1か月あたり約6.6万円)
厚生年金のポイント
- 対象は会社員・公務員
- 保険料は給料に比例(会社が半分負担)
- 将来もらえる額も給料に比例
例:月収30万円の人
→ 国民年金に加えて、厚生年金がプラスされ、合計で 月14〜15万円くらい もらえる目安。
さらにプラスできる制度
最近は「年金だけでは老後が不安」と言われることも増えてます。そこで注目されるのが、
- 企業年金
- iDeCo(個人型確定拠出年金)
- NISA(投資による資産形成)
まとめ
- 年金は「3階建ての家」
- 1階:国民年金(みんな入る)
- 2階:厚生年金(会社員・公務員)
- 3階:企業年金やiDeCo(自分で備える)
まずはここを押さえれば、年金の仕組みは“ざっくり理解”できます。
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