会社員や公務員として働いた人が将来受け取れるのが 老齢厚生年金 です。
国民年金に上乗せして支給されるため、老後の生活を支える大きな柱となります。
ここでは、老齢厚生年金の受給条件や支給額の仕組みを、シンプルに解説します。

老齢厚生年金とは?
- 20歳以上60歳未満の全国民が加入する 国民年金(老齢基礎年金) の上に、会社員や公務員だけが加入する制度。
- 「1階:基礎年金」+「2階:厚生年金」という構造になっています。
👉 ポイントは「厚生年金は働いた収入に応じて金額が変わる」ことです。
受給開始年齢
- 原則 65歳から 支給。
- 繰上げ受給(60歳〜)や繰下げ受給(75歳まで)も可能。
受給資格期間
- 10年以上の加入期間 があれば受給可能。
- 国民年金と同様に、免除期間や猶予期間も資格期間に含まれます。
支給額の決まり方
老齢厚生年金の額は、次の2つで決まります。
- 平均標準報酬額(働いたときの給料や賞与の平均)
- 加入期間(月数)
👉 働いた期間が長く、収入が高いほど年金額も増える仕組みです。
まとめ
老齢厚生年金を受け取るためには:
- 原則65歳から開始
- 10年以上の加入期間が必要
- 金額は「収入」と「加入期間」で決まる
という条件があります。
「基礎年金+厚生年金」 の2階建て構造を理解して、自分の将来の年金額をイメージしておきましょう。
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