「年金って結局いつから、どんな条件で受け取れるの?」
そんな疑問に答える基本中の基本が 老齢基礎年金の受給条件 です。
この記事では、誰もが対象となる老齢基礎年金について、受給開始年齢や必要な加入期間をわかりやすく整理します。

老齢基礎年金とは?
老齢基礎年金は、日本に住む20歳以上60歳未満のすべての人が加入する「国民年金」に基づいて支給される年金です。
会社員、公務員、自営業、主婦、学生など、すべての人が対象になります。
👉 簡単に言うと「全員が共通でもらえる老後の年金の土台部分」ですね。
受給開始年齢
原則は 65歳から支給開始。
ただし、繰上げ(60歳〜)や繰下げ(75歳まで)も可能で、受け取り方を選べます。
必要な加入期間(受給資格期間)
老齢基礎年金を受け取るためには、次の条件を満たす必要があります。
- 10年以上の加入期間 があること
(以前は25年以上必要でしたが、2017年の制度改正で10年以上に短縮)
加入期間には次のものが含まれます👇
- 保険料を納めた期間
- 保険料免除の期間
- 学生納付特例や納付猶予の期間
👉 未納はカウントされないので要注意です。
支給額の目安
満額を受け取るためには、40年間(480か月)保険料を納めること が必要です。
2025年度の満額は 月額 約6万7千円(年額 約80万円)。
加入期間が40年未満の場合は、月数に応じて按分されます。
まとめ
老齢基礎年金を受け取るには、
- 原則65歳から
- 加入期間は10年以上
- 満額なら40年(480か月)必要
という条件があります。
「未納」だけは避けて、免除や猶予制度を活用しながら、受給資格をしっかり確保しておきましょう。
コメント